平成11年省エネ基準ではⅠ~Ⅵ地域に分かれていた地域区分が
平成25年省エネ基準では1~8地域になりました
平成25年省エネ基準の地域区分
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細かい地域は市町村単位で決められています。
外皮平均熱貫流率UAの最大値が各地域区分によって定められています。
各地域区分の最大UA値(W/m2・K)
地域区分12345678UAの最大値0.450.460.560.750.870.870.87-
各地域でのUA値は上記の数値以下にする必要があります。
外皮の各部分のうち広い面積を有する部位(屋根、外壁、床等)の熱貫流率U(W/m・K)は、この値以下に抑えておかないと全体の平均UA値をクリアするのが難しくなります。
例えば4地域でのUAは0.75(W/m2・K)なので、外壁の熱貫流率Uは0.75(W/m・K)以下に設定すると、平均UAをクリアするのが楽になります。
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上図の場合、一般的な大壁でグラスウール(16K×100㎜を充填)を入れた壁のU値は0.73(W/m・K)で、4地域のUA値0.75(W/m2・K)をクリアするのは楽ですが、土塗り壁の場合のU値は2.43とかなりオーバーしているので、他の部位で補うか断熱材を補強するかのどちらかの方策を取らなければクリアが難しくなっています。
一時エネルギー消費量の計算へ・・
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細かい地域は市町村単位で決められています。
外皮平均熱貫流率UAの最大値が各地域区分によって定められています。
各地域区分の最大UA値(W/m2・K)
地域区分12345678UAの最大値0.450.460.560.750.870.870.87-
各地域でのUA値は上記の数値以下にする必要があります。
外皮の各部分のうち広い面積を有する部位(屋根、外壁、床等)の熱貫流率U(W/m・K)は、この値以下に抑えておかないと全体の平均UA値をクリアするのが難しくなります。
例えば4地域でのUAは0.75(W/m2・K)なので、外壁の熱貫流率Uは0.75(W/m・K)以下に設定すると、平均UAをクリアするのが楽になります。

上図の場合、一般的な大壁でグラスウール(16K×100㎜を充填)を入れた壁のU値は0.73(W/m・K)で、4地域のUA値0.75(W/m2・K)をクリアするのは楽ですが、土塗り壁の場合のU値は2.43とかなりオーバーしているので、他の部位で補うか断熱材を補強するかのどちらかの方策を取らなければクリアが難しくなっています。
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